この記事のまとめ
・割引は「いつまでで、そのあといくらになるか」を必ず確かめる
・「基本料金0円」でも、従量単価が高ければ合計は高くなる
・比べるのは、ふだんの使用量で計算した月の合計額
ガス会社の切り替えを勧められるとき、「最初の2年間は割引します」「基本料金0円です」といった言葉を聞くことがあります。
うそではないことが多いのですが、それだけで得かどうかは判断できません。契約する前に、次の4つを確かめましょう。
1. 割引はいつまでで、そのあとはいくら?
期間限定の割引は、期間が終わると料金が上がります。割引が終わったあとの基本料金と従量単価を、書面で確かめてください。長く使うガスは、割引期間より、そのあとの年月のほうがずっと長いからです。
2. 「基本料金0円」でも、従量単価は?
基本料金が0円でも、従量単価が高ければ、使うほど高くつきます。たとえば同じ10㎥使う家で比べると――
| 基本料金 | 従量単価 | 10㎥の月額 | |
|---|---|---|---|
| A社 | 0円 | 800円 | 8,000円 |
| B社 | 1,760円 | 418円 | 5,940円 |
説明のための計算例(税込)。B社は消費者団体が公表している適正価格の目安(基本料金1,600円・従量単価380円、税抜)に消費税を加えた額。
「0円」という言葉に目を引かれますが、比べるのは月の合計額です。
3. 途中で解約したら、費用はかかる?
割引や設備の交換とセットの契約では、途中で解約したときに費用がかかる条件が付いていることがあります。2024年7月からは、ほかの会社への切り替えを妨げるような条件を付けた契約は国のルールで禁止されています。気になる条件があれば、契約前に説明を求めましょう(無償貸与とは)。
4. ふだんの使用量で計算する
冬と夏で使用量は大きく変わります。検針票で夏の月と冬の月の使用量を確かめ、それぞれで月の合計がいくらになるか計算してみると、判断を誤りにくくなります(冬のガス代の目安)。
訪問販売で契約した場合は、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます(訪問営業で勧められたら)。
協会の解説ページ(岡山県プロパンガス適正価格協会 公式サイト)


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